一般家庭向けの電気料金の値上げを経済産業省に申請している北陸電力は14日、オール電化の家庭などが契約する「自由料金」についても値上げする方針を発表しました。値上げ幅は一般的なプランでおよそ11パーセントです。
北陸電力は14日、世界的な資源価格の高騰とウクライナ情勢による燃料価格の高騰を受けて、来年4月以降の自由料金の値上げを発表しました。

月々の電気料金は、基本料金と電力量料金の2つからなりますが、電力量料金では、オール電化プランで値上げ幅がおよそ11%、1か月あたりの料金は、一般的な使用量でおよそ2700円の値上がりとなります。
また、商業施設などを対象としたプランでは値上げ幅はおよそ24%で、モデルケースとなる商業施設では月額でおよそ87万円値上がりです。
一方、基本料金については家庭などを対象としたプランは据え置き、商業施設などを対象としたプランは一律で413円値上がりします。
北陸電力 松田光司 社長:
「今回の値上げの状況、あるいは値上げの内容、あるいはご負担額の軽減についてのお客様への説明。3月まで心を尽くして、意を尽くして行ってまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようによろしくお願い申し上げます」