江戸時代からの伝統技法、土人形による干支の土鈴づくりが富山市のとやま土人形工房で最盛期を迎えています。
2023年の干支はウサギです。伝承会の会員たちがデザイン案を出し合い、愛らしい表情のウサギを製作しています。


原型づくりが始まったのは5月。粘土を型に込めて形を作り、素焼きから絵付けまでの全工程を1人で担当するため、作り手1人ひとりの個性ある作品になっています。

ウサギの土鈴は年内に3000個がつくられる予定です。

とやま土人形伝承会 山本みさえさん:
「ウサギは飛躍、向上と言われますので。今年はあまりいい年ではなかったので、来年はレベルアップしていえなたらいいなと思いながら作っています」
人形は、土人形工房などで一つ770円から1210円で販売されています。