高岡市の勝興寺で11日、国宝指定を祝う記念式典が行われました。
勝興寺の本堂で行われた記念式典には、新田知事や角田高岡市長をはじめ、寺院関係者らおよそ110人が国宝指定を祝いました。式辞では勝興寺文化財・保存活用事業団の氷見哲正理事長が「平成の大修理から国宝指定を果たしたが、保存と活用はこれからが正念場。変わらぬご支援とご協力をたまわりたい」と述べました。
勝興寺はことし10月、「本堂」と「大広間・式台」が国宝指定の答申を受けました。本堂は、江戸時代後期を代表する大型寺院本堂で、全国の国宝・重要文化財の寺院と比べて9番目の規模を誇ります。県内では瑞龍寺に続き2例目の国宝指定で、式典では指定までの経過報告も行われました。