湿気を帯びた雪の重さから樹木が折れるのを防ぐため、雪吊りや雪囲いの作業が始まり本格的な冬の到来に向けた準備が進んでいます。

富山県高岡市の高岡古城公園では、10月31日から樹木の雪囲いや雪吊りが始まりました。

これは北陸特有の湿気を帯びた雪の重さや寒さから木々を守るため、毎年この時期に行われているものです。

この日は園内にある約3万本のうち、枝が折れやすいマツやツゲ、ツツジなど約1500本に補強が施されました。

作業は12月10日ごろまで行われ、園内では色づきが進む紅葉と北陸の冬ならではの景観を楽しむことができます。

高岡古城公園管理事務所 放生稔所長
「とりわけ観光客の方には、この紅葉シーズンと冬景色の雪囲いをぜひ目に焼き付けていただければ、古城公園に来た思い出になるのではないかなと思っています」