海外特派員も務めた記者がつくる“地域密着”新聞

中島さん
「おはようございます、持ってきましたので。きょうできたばかりで」
小院瀬見の住民 水口登洋治さん
「元商売人やさかい、うまいこと作られるんやちゃ。埋もれていくとこやったけど、ちゃんとこう発見して。存在価値を認めてもらうというような」
中島さん
「まずはここ知ってもらうことがね、すごくいい所だって知ってもらうことが大事だと思ってね」
小院瀬見新聞を作っているのは元北陸中日新聞の記者、中島健二さん(66)です。

モスクワ支局特派員時代には、ロシアの宇宙基地から出発する野口聡一さんの取材をはじめ、ロシアのニュースを現場の最前線で伝えてきました。
新聞記者時代から「田んぼ記者」を名乗るほど農業への関心が強かった中島さん。

自然栽培のコメ作りと出会った小院瀬見の魅力にとりつかれ、去年4月、金沢市から移住。近くの集落に住みながら「小院瀬見新聞社」を立ち上げました。
中島さん
「自分のやりたい、書きたい記事、それを探して、それを主体にした新聞を作りたいなと。正直、今めっちゃ面白いんです」

 
   
  










