北陸電力グループが新中期経営計画における財務目標を上方修正です。新目標の連結経常利益を100億円引き上げました。

これは、30日に開かれた北陸電力の中間決算会見で松田光司社長が明らかにしたものです。

北陸電力グループの新中期経営計画は、2023年度からの5か年計画で、経営の効率化や事業領域の拡大に取り組んだ結果、当初目標を上回ったため財務目標を上方修正しました。

計画では最終年度の連結経常利益の目標を450億円以上としていましたがそれを550億円以上に引き上げ、累計1800億円以上としました。

松田社長は「財務基盤の強化、脱炭素化の推進、新事業領域の拡大という経営の3本柱を堅持し、よりチャレンジングな目標に修正した」としています。

また、今年度の中間決算は5年ぶりの減収増益でした。

北陸電力の2025年度中間決算は売上高が前の年度から171億円減の4031億円、経常利益が55億円増の656億円で、5年ぶりの減収増益でした。