明治安田サッカーJ2で自動降格圏19位に沈むカターレ富山は4日、15位の藤枝MFCに1-0で勝利し、アウェーで3か月ぶりの白星を挙げました。

藤枝総合運動公園サッカー場(静岡県)に駆けつけた多くの富山サポーターが見守る中、カターレは10試合ぶりの勝ち点3をかけて熱戦を繰り広げました。

現役引退を発表しているMF佐々木陽次(富山市出身)が今シーズン初スタメンで出場しました。

前半、カターレ富山は相手に激しいプレッシャーをかけますが、なかなかシュートチャンスに持ち込めず0ー0で折り返します。

雨脚が強まるなか迎えた後半、開始早々にゴール前へふわりと上がったボールをキャプテンMF吉平翼選手がヘディングで押し込み、自身今季3得点目。カターレが先制します。

この貴重な1点を守り切り、カターレは1ー0で勝利。7月5日の仙台戦以来、3か月ぶりの白星で、待望の勝ち点3を獲得しました。

J2降格圏内の17位・大分トリニータは、5日に試合を控えていますが、4日時点で勝ち点差は6。

次節は19日(日)にホームの県総合運公園陸上競技場で、コンサドーレ北海道と対戦します。

この勝利から連勝という波を引き起こせるか注目です。