県立高校の将来像を描く富山県の「新時代とやまハイスク―ル構想」について1日、若手教員らが、生徒の個性が活かされる入試制度の導入などを県教育委員会に提言しました。

富山県教育委員会に提言したのは、県立高校の若手教員ら11人で立ち上げた自主研修グループです。
県は「新時代とやまハイスクール構想」として、2038年度までに現在34ある県立高校を特色ある20の高校に再編する方針を示しています。

教員たちは、現場の教員がこの議論から取り残されているとして、自主的に高校教育の将来像を議論してきました。
その中間報告として、県教委に対し、すべての学校を新たにつくるイメージで生徒も教員もワクワクする学校づくりを目指す必要があると提言しました。
県教委の廣島教育長は、現場の声を反映できるよう今後も意見交換していきたいとしています。