25日午前、北アルプス雲ノ平付近の登山道で台湾の看護師の女性(60代)が足を滑らせ骨折する事故がありました。事故当時、現場付近は雨でぬかるんでいたということです。
富山南警察署によりますと、25日午前10時すぎ、北アルプス雲ノ平から高天原へ向かう途中、台湾に住む60代の女性看護師が雨でぬかるんだ登山道で足をすべらせ左足首をひねりました。
女性は高天原山荘まで行きましたが、自力で歩くことができなくなったため、午後6時15分ごろに高天原山荘を通じて警察に救助を要請しました。
すでに暗くヘリが飛べなかったため、翌日26日午前11時ごろに富山県の消防防災ヘリで富山空港まで運び、富山市内の病院に搬送されました。
女性は左足首の骨を折る重傷とみられます。
女性は5人パーティーで9月23日から10月1日までの日程で登山を行い、この日は薬師沢小屋から雲ノ平を経由して高天原まで向かう予定でした。