武隈市長が出馬表明　一方、自民クラブは対立候補を模索

その後、市長を支持する第2会派「自民同志会」の木島信秋議員が質問に立ち、再選出馬への意欲を尋ねました。満を持して、武隈市長が出馬表明です。

黒部市　武隈義一市長
「黒部のポテンシャルを引き出し、魅力を高め、さらに住みよい街にしていくため、引き続き全力で取り組んでまいりたい」

武隈氏は、地元経済の活性化などを1期目の成果としてあげ、2期目に向けて黒部宇奈月温泉駅周辺の活性化や人口減少対策などに取り組みたいとしました。

一方、質問終了後、取材に応じた中村議員。市長室をめぐる質問は事前通告した「市長と職員の在り方」と無関係ではないと主張します。

自民クラブ・中村裕一議員
「（書類が）山積みになっているから、どこに決裁文書が入っているか分からなくなってしまっている。ストレスが溜まって、決裁の文書をもう1回書いて持って行ったとかいう人もおられる」

記者
「『通告外だ』と言われたことは？」

自民クラブ・中村裕一議員
「私としては憤慨している」

一方武隈市長は、中村議員の質問に対し。

黒部市　武隈義一市長
「踏まえるべきものは踏まえなければいけないと思いますが、私がどうだということについては、それは一方的すぎるかなと」

市長と最大会派との対立が浮き彫りとなった黒部市議会。早くも攻防は始まっています。