アフガニスタンで実権を握るタリバン暫定政権は、パキスタンから受けた越境攻撃に対する報復としてパキスタンへの「大規模な攻撃を開始した」と宣言しました。軍事衝突が激化する懸念が高まっています。

タリバン暫定政権の報道官は26日、パキスタンの軍事施設などを標的にした「大規模な攻撃を開始した」とSNSで明らかにしました。パキスタン軍が21日、国内で相次ぐテロ事件をめぐり、アフガニスタンの国境地帯にある武装勢力の拠点などを一斉に空爆したことへの報復だとしています。

タリバン側は、パキスタン軍関連の拠点15か所を制圧し多数のパキスタン兵が死亡したと発表。

一方、パキスタン政府は声明で、国境地帯の複数の地域でタリバンによる無差別攻撃を受けたとしたうえで、パキスタンの部隊が効果的に応戦し、「アフガニスタン側で多くの死傷者が出ている」としています。