台風7号は…
台風7号は現在、宮古島の東約240キロを時速20キロで北西に進んでいます。今後、進路を北西へ取りながら沖縄本島と先島諸島の間を通過する見込みです。台風の接近に伴い、沖縄地方では風雨が強まるおそれがあります。
台風の現在位置と強さ 【中心気圧994hPa、最大風速20m】
台風7号は、24日12時現在、宮古島の東約240キロ(北緯24度25分、東経127度35分)を1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は994ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。台風の周辺では、中心の東側650キロ以内と西側330キロ以内の範囲で風速15メートル以上の強い風が吹いており、海上は大しけとなっています。
今後の予想進路 【宮古島の北を通過後、東シナ海へ】
気象庁の予報によると、台風7号は今後も北西に進み、25日0時には宮古島の北約90キロ(北緯25度35分、東経125度25分を中心とする半径85キロの円内)に達する見込みです。この時点での中心気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されています。
さらに24時間後の25日12時には、石垣島の北約220キロ(北緯26度20分、東経123度40分を中心とする半径120キロの円内)に達する見込みです。中心気圧は996ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルと予想されています。
警戒すべき事項 【暴風・高波・大雨に注意】
台風の接近に伴い、沖縄地方では風が強まり、特に先島諸島では暴風となるおそれがあります。海上は大しけとなり、沿岸部では高波に警戒が必要です。また、湿った空気が流れ込むため、局地的に激しい雨が降る可能性もあります。宮古島地方では、25日にかけて最大瞬間風速30メートル以上の暴風や高波が予想されます。海岸付近では高潮にも注意が必要です。
防災上の注意点 【外出を控え、早めの対策を】
台風の接近が予想される地域では、不要不急の外出は控え、暴風に備えて窓や雨戸の補強、飛散しやすいものの固定や片付けなどの対策を早めに行いましょう。また、河川の増水や土砂災害にも注意が必要です。気象情報に留意し、自治体からの避難情報が発令された場合は速やかに避難行動をとってください。