トリカブトとタイヤのナットをめぐる争い
検察側は、被告人がトリカブト混入のサンドイッチを用意したことや、車のタイヤのナットを外したことも殺害の意図を示すものとして指摘しました。
具体的には次の事例を指摘しています。
・12月20日にトリカブト、毒、作り方と検索
・12月27日にトリカブトを購入した
一方弁護側は、「トリカブトの行為は実際にはない」と反論。「あくまでトリカブトは憶測でしかない」とし、「交際相手との関係を悪化させるためのサンドイッチであった」と主張しています。
ナットについても「殺意があれば全て外すのではなく、走行中に外れるような細工をするはず」と指摘。被害者自身も「命の危険を感じなかった」と述べていることを挙げ、「被告人の心理的ブレーキがあった」と主張しました。
