弁護側「火をつける意思なかった」無罪主張

これに対し弁護側は、「ガソリンの匂いを嗅がせて怖がらせたかった」として火をつける意思がなかったと主張し、放火予備と殺人予備については無罪を訴えました。弁護側の主な主張は以下の通りです。

・被告人は現場に着火道具を持って行っていない
・去年の6月からずっと放火の否定をしていた
・消防士であれば火がつきやすい状況を選ぶはずだったが、犯行当時の湿度は90%前後だった

弁護側は、被告人と被害者は仲が良かったとし、殺そうと思うほど関係性は悪くなかったと殺害の意図を否定しています。