2年間で4つの犯行…検察は「悪質性」指摘
7月7日の公判では、論告求刑が行われました。
検察側は、被告人が2年の間に元交際相手へのストーカー行為や、放火など4つの犯罪に及んだことを指摘しました。特に放火については「被害者や被害者家族の命を顧みない悪質なもの」と位置づけ、住宅付近に9本もの混合油(ホワイトガソリン、灯油)を家屋を取り囲むように置いたことの危険性を強調しました。
「玄関はほぼ全焼、被害は200万円以上」と検察は述べ、家屋全焼を免れたのは「被害者が消火活動をしたからにすぎない」と指摘しています。
