台風3号は温帯低気圧に…前線南下で大雨か

日本の東にある台風3号は、8日午前9時現在、温帯低気圧に変わっています。8日は千島近海から千島の東付近にかけて発生する前線と一体化して、千島の東を北東に進む見込みです。また、低気圧からのびる前線が9日から10日に北日本から東日本を南下する予想です。

気温の上昇に加えて、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となります。雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。

西日本から東日本では10日にかけて、また北日本では9日と10日に、それぞれ土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒してください。また、落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。局地的には竜巻などの激しい突風にも注意してください。

続いて、3時間ごとの雨と風の動きをシミュレーションの連続画像で見ていきます。