任期満了に伴う富山県高岡市の市長選挙は29日投票が行われ、無所属で新人の出町譲氏が初当選を果たしました。
高岡市長選挙 開票率100%
出町譲氏 4万3223票
角田悠紀氏 2万6582票
中川加津代氏 5437票
高岡市長選挙に立候補したのは、届け出順に元高岡市議で新人の出町譲氏(60)、自民、公明・連合富山が推薦する現職の角田悠紀氏(42)、元高岡市議で新人の中川加津代氏(57)の3人です。

高岡市末広町にある出町譲氏の事務所では、投票が締め切られた後の午後8時すぎ、勝利を宣言するセレモニーが行われ、出町氏が姿を見せました。
無所属・新人 出町譲氏
「この4年間の議員活動を経て、(高岡)市民の思い、悩み、課題を克服するために、もう一度市長選に立とうと決意した。市民のみなさまと一緒に住みたいまち、高岡をつくるために税金の使い方を変えるのが私に与えられた使命だ。市民の力こそがまちを変えられる。これからが本当のたたかいだ。どんなことがあってもたたかって、チェンジしたい。皆さんと一緒に高岡のまちを変えると宣言したい」


高岡市選挙管理委員会によりますと、今回の市長選の投票率は、4年前の前回市長選より3.06ポイント低い55.65パーセントでした。