6月28日に改正風営法が施行されるのを前に、富山大学では学生たちが県警と連携して悪質なホストクラブの被害防止を呼びかけました。

参加したのは富山大学の学生ら6人と、県警生活安全企画課の担当者4人の合計10人です。学生たちは大学の食堂前でティッシュ400個を配りました。

近年、若い女性がホストクラブを利用した際に、法外な料金を請求され、支払いのために性風俗店での勤務を余儀なくされるケースが増加しています。

今回の法改正では恋愛感情に乗じた高額請求、いわゆる“色恋営業”や、性風俗店がホストなどから女性の紹介を受ける見返りに報酬を支払う「スカウトバック」などが禁止されます。

大学生
「大学生にとってホストクラブは身近なものであると感じているので、このような対策ができたことをきっかけに普段から気を付けることになればいいなと思っています」
