6月14日に東北地方で梅雨入りしたとみられ、梅雨のない北海道を除けば全国で梅雨入りしたとみられます。この時期に気を付けないといけないのが「梅雨型熱中症」です。熱中症といえば夏の暑い時期にと思い浮かべるという人が多いと思いますが、実は梅雨時期にも気を付けなければいけません。「梅雨型」の熱中症は温度や湿度が高い場合に発症することが多く、医師は梅雨の時期でも水分補給やエアコンを使うことが大事だと話します。

気象庁によりますと、5月16日ごろに九州南部で梅雨入りしたのをきっかけに、奄美地方、沖縄。そして6月8日ごろに九州北部、そして本州への梅雨入りが広がり、北陸地方は10日ごろ。14日に東北地方で梅雨入りしたとみられ、日本全国で梅雨入りしました。
梅雨といえば、湿度が高く、ジメジメとした気候ですが、この時期にも熱中症のリスクがあります。
総務省消防庁によりますと、2024年5月~9月に熱中症で搬送された人は全国で97578人でした。このうち6月だけで7275人で、調査を開始した2008年以降で過去2番目の多さとなりました。
また、富山市消防局によりますと、2023年は6月だけで20人が搬送されています。