熱中症かなと思ったら
症状が軽い場合は涼しい場所への移動や水分をとって、様子を見てほしいと言います。ただ、20分ほど経っても、症状が良くならなければ医療機関の受診が必要です。
中等症以上の場合は――
堀地医院 堀地肇 医師
「普通の水分とか、経口補水液やスポーツドリンクも織り交ぜてどんどん飲んで。明らかに意識障害があるとか体温が40℃以上、けいれん、具合が悪くて水分が飲めない、熱中症になれば気持ち悪いという方も多いので、水分が飲めないという状況に陥っていれば、速やかに医療機関にかかるか、見た目に重篤感があれば救急車を呼んでいい」
堀地医師は熱中症は6月にもかかることがあり、油断はダメと注意を呼びかけます。
堀地医院 堀地肇 医師
「暑くなくても湿度が高くなればいくらでも熱中症になるという認識を持つことが一番大事。地味にいつの間にか忍び寄る熱中症も結構ある」