前線の活動によっては警報級の大雨に…

15日から17日にかけて、日本の南に高気圧が張り出し、気圧の谷が日本海から北日本に進みます。

17日頃にかけて、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となる見込みです。東日本、西日本を中心に大雨となる所があり、前線の活動の程度等によっては警報級の大雨となるおそれがあります。

前線や熱帯低気圧の近傍では、下層暖湿気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があります。

南西諸島と西日本では14日にかけて、東日本では14日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。また、落雷や突風、局地的に竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

西日本ではこれまでの大雨の影響で地盤が緩んでいる所があることに注意してください。さらに、前線や熱帯低気圧の周辺では、気圧の傾きが大きくなり、やや強い風や強い風が吹き、波が高くなりしける所があります。南西諸島では14日にかけて、西日本では14日は、強風や高波にも注意が必要です。

1時間予想降水量(12日午後9時10分まで)気象庁