「恐竜のまち」大山、300以上の足跡化石…

そもそも、なぜ富山市の大山地域で恐竜の祭りが開催されているのでしょうか。実は1995年、この地域で恐竜の足跡の化石が国内最大規模となる300個以上も発見されたのです。その後も貴重な化石が数多く見つかっている、いわば「恐竜のまち」なのです。

「大山でも300もの恐竜の化石が見つかったということから、もっとアピールしていきたい」と大山ダイナソー祭り実行委員長の岩木林太郎さんは語ります。

参加者からは「大山もこういう恐竜が有名だと知ったので、また来年も出たいなと思いました」「正直富山にいながらも、あまり恐竜のイメージがなくって。レースを通して大山のことを知るきっかけになったと思います」と好評の声が寄せられました。

中学生がデザイン、恐竜グッズの売れ行きは

「恐竜のまち・大山」を打ち出すべく、祭りでは地元の上滝中学校の生徒たちがデザインしたTシャツや帽子などの恐竜グッズも販売されました。

「ダイナソー祭り限定だよー」と元気に声を上げる中学生ボランティア。帽子をデザインした男子生徒は「僕がデザインしました。恐竜の形に見えて、ダイナソー祭りっていう文字が読めるように、配置とか考えて工夫しました」と誇らしげに語ります。

「黒ラスイチです!」と販売担当の生徒が声を上げるなど、グッズの売れ行きも好調でした。