子どもを中心に感染し、激しいせきが続く「百日せき」。全国で流行が続くなか、富山県内でも過去最多を更新しました。

富山県によりますと、ことしの第1週から6月8日までの23週までに県内の医療機関から報告された「百日せき」の患者は累計で303人となり、今の方法で記録を取り始めた2018年以降で最も多くなりました。

感染経路は飛まつや接触で、感染力が非常に強いのが特徴です。

特に、小学校高学年から中学生を中心に広がっているということです。

生後6か月以下の乳児が感染すると重症化して死亡するおそれもあるとして、県はせきが長引く場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。