梅雨前線の活動が活発化し、西日本を中心に大雨のおそれがあります。気象庁は10日にかけて、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、西日本では警報級の大雨となる可能性があるとして警戒を呼びかけています。
前線に沿って大気の状態は不安定…
8日は前線が華中から奄美地方、日本の南を通り東へと伸びています。この前線に向かって下層の暖かく湿った空気が流入し、東シナ海では局地的に雷を伴う非常に激しい雨となっています。
北日本では高度5640m付近にマイナス18℃以下の湿った寒気を伴う気圧の谷が通過していて、大気の状態が不安定となっています。
さらに、中国東北部にはマイナス24℃以下の寒気を伴う寒冷渦があり、南東に進んでいます。
