一連の旧統一教会問題で富山県は、信者の親をもつ子どもなど対象にした電話相談の窓口の設置を年末まで延長するとしました。

「旧統一教会問題」に関する富山県による電話相談窓口は、10月末までの設置予定でしたが、年末まで延長されることが決まりました。

相談件数は9月14日の設置から10月25日までで35件にのぼり、金銭的な被害や親族に関する相談が多いということです。

県では、内容ごとに県内の消費生活センターなど必要な窓口を紹介しています。相談窓口の番号は、076・444・3571と3572です。

また、旧統一教会の関連団体が選挙に際し自民党議員と「推薦確認書」を交わしていた問題をめぐって、新田知事は26日の会見で2年前の県知事選について次のように述べました。

新田知事:
「そのような報道を見ましたので、私も事務所に確認させました。その結果、そういったものはありませんし、また2年前の記憶をたどってもそのようなものにサインした記憶はありません」

2年前の県知事選について新田知事は関連団体の支援を受けたことは明らかにしていますが、一種の「政策協定」ともいえる「推薦確認書」には署名していないとしています。