富山県と富山県立大学は、再来年4月を目指してビッグデータの分析などデータサイエンスの専門人材を育成する新しい学部を設置すると発表しました。
県と県立大学は26日共同会見を行い、2024年4月に「情報工学部(仮称)」を設置すると発表しました。
新田知事:
「デジタル化が急速に進展する中、ビッグデータを収集・分析して地域やビジネスの課題解決策を引き出すデータサイエンス人材の需要が高まっています。県立大学これまで培った知見やノウハウを十分に生かしながら県内産業界に貢献する大学となるよう引き続き県としても支援していく」
県立大学に新たに設置される情報工学部は、様々なデータを分析し新たな価値を生み出す「データサイエンス」の専門人材を育成する学部で、定員40名のデータサイエンス学科が新設されるほか、現在工学部にある情報システム工学科と知能ロボット工学科が移設されます。
県立大学の下山勲学長は、県内産業界との連携をベースに日本や世界を変えるグローバルな人材を輩出したいと意欲を示しました。