戦後80年のことし、富山大空襲について語り伝える展示会が、富山市の県民会館で7月12日から開催されます。

市民団体「富山大空襲を語り継ぐ会」が27日に富山市内で総会を開き、今年度の活動方針を決めました。
戦後80年のことしは「語り継ぐ会」が実行委員会のメンバーとなり、7月12日から6日間、富山市の県民会館で富山大空襲の写真や絵画を中心に、富山大空襲をはじめ、太平洋戦争の歴史がわかる展示会を開催する予定です。

富山大空襲を語り継ぐ会 飯田恭子さん
「私は『非戦の思い』と表現したい。ふるさとや文化を破壊する。武器を持って戦うということをこの世の中からなくしたい」
「語り継ぐ会」では引き続き、富山大空襲の資料保存館の設置を目指すとともに、戦後世代をはじめとした「語り部」の育成に取り組んでいくとしています。