富山市は、旧統一教会の関連団体に対して過去に使用を認めた後援等の名義について、使用承認を取り消したことを18日明らかにしました。

後援等名義の使用承認の取り消しの対象となったのはあわせて8件です。

そのうち旧統一教会の関連団体富山県平和大使協議会が主催したものが、おととし4月19日の「家庭教育講演会」、去年5月30日の「第58回オープンカレッジ」、ことし2月27日の「富山県平和大使協議会総会 記念講演会」、ことし5月15日の「第59回オープンカレッジ」、ことし6月19日の「市長の出前トーク」の5件です。

旧統一教会系の自転車イベントピースロードの実行委員会が主催したものが、去年7月18日の「PEACE ROAD2021 in TOYAMA」、去年9月11日~12日の「郷土の未来を考える文化講演会」、ことし7月18日の「PEACE ROAD2022 in TOYAMA」の3件でした。

8件のうち市長部局が担当したものが5件、教育委員会が担当したものが3件でした。
 
富山市は、公文書が現存し後援等名義の使用を承認した事実が確認できたものを取り消しの対象としたとしていて、10月7日付けで後援等名義の使用承認を取り消したとしています。