富山県は16日、高岡市の「高岡総合給食センター」で作られた弁当を食べた男女29人が下痢や嘔吐など食中毒の症状を訴えたと発表しました。

富山県によりますと、症状を訴えた患者10人からノロウイルスが検出され、共通した食事がこの業者が提供した弁当以外にないことから食中毒と断定、給食センターを16日から3日間、営業停止処分としました。
センターの代表は取材に対し「被害に遭われた患者さんの1日も早い回復を願います。再発防止に向け衛生面でお客さんに信頼されるような会社づくりをしていきたい」とコメントしています。
2025年に入り富山県内で発生した食中毒は4件目で県は調理前の手洗いの徹底や、加熱が必要な食品は十分加熱するなどの対策を呼びかけています。










