2月15日の「国際小児がんデー」に合わせ、小児がんの子どもたちや家族への理解を呼びかけるライトアップが15日、富山県立中央病院で始まりました。

「国際小児がんデー」は、世界90か国、167の小児がんの会の国際ネットワークが2002年に定めたものです。

世界保健機関(WHO)が2030年までとしている “世界中のがんと診断された子どもたちの生存率を少なくとも60パーセントにする目標” 達成に向け、世界中で団結して活動しています。

この趣旨に賛同し、富山県立中央病院でも15日夜、ライトアップが始まりました。

照らし出されるゴールドの色は、小児がんへの理解と支援を呼びかける世界共通のシンボルマーク「ゴールドリボン」に合わせたものです。

ライトアップでは、中央病棟の10階にあるヘリポート部分と、正面ロータリー出入口の看板が照らされています。

病院はライトアップを通じて、自分や家族、大切な人とともに小児がん理解に向けた一歩を踏み出してほしいと呼びかけています。

富山県立中央病院のライトアップは2月21日(金)まで、日没から午後10時まで行われます。