埼玉県八潮市で起きた道路の陥没事故に関連し、富山市の藤井市長は3日の記者会見で、市内の耐用年数を経過する下水管は約190㎞あり、全体の7.2パーセントにあたる約190㎞であることがわかりました。
これは、富山市の藤井裕久市長が3日の定例の記者会見で明らかにしました。それによりますと、富山市が管理している下水管は市内全域でおよそ2600kmあります。

下水管の耐用年数は一般的におよそ50年とされていて、昨年度末時点で50年を経過する下水管は全体の7.2パーセントに当たる約190kmだということです。
また、老朽化が原因で陥没などが発生しやすいといわれる設置から30年を超えるコンクリート管は、市内におよそ630kmあるということです。

さらに直径600mmを超える主要な下水管は、環状線やけやき通りなどに、合わせておよそ49km埋設されていて、うち46kmが30年経過していますが、今のところ陥没につながる重要な損傷は確認されていないということです。

富山市はこれらの下水管の中を順次カメラで点検し、必要があれば交換作業を進めているほか、定期的に路面に変化がないかパトロールしているということです。










