全国的に冷え込みが厳しく氷点下になる見込みです。水道管が凍結、破損しやすくなるといわれる『マイナス4℃』以下になるところもあり要注意です。富山県では7年前に水道管の凍結から大規模な断水が発生しました。どんな日に凍結するのか?凍結しないようにするには?凍結したらどうすればいいのか?

2018年1月に富山県を襲った記録的な寒波。当時、連日厳しい寒さに見舞われた富山県氷見市では、あちこちで水道管が破裂し、大規模な断水が発生。山間の集落では、湧き水やたまり水での生活を余儀なくされました。県内各地の住宅でも水道管凍結による断水などのトラブルが相次ぎました。

水道管凍結に注意すべき点は次の3つ。

▼外気温がマイナス4℃以下になる日
▼外気温が1日中0℃以下となる真冬日
▼旅行などで長時間水道を使用しない時

あすの朝は全国で広く氷点下に… 水道管凍結のおそれ

日本気象協会tenki.jpによりますと、西東北や関東甲信の内陸部ではマイナス5℃を下回る所もありそうです。 3連休初日の11日(土)、12日(日)は北日本や東日本の内陸部でさらに冷え込みが強まるでしょう。

水が出ない…。こんな不便を少しでも避けられるように、簡単にできる凍結防止の対策を水回りの専門業者に確認しました。

大切なのは…水を“ちょろちょろ”出し続けること

基本的には水を“ちょろちょろ”と出し続けることが大切です。そのうえで、水とお湯が別々の単水柱の場合は、どちらも出してあげるといいということです。片方しか出さないと、どちらかが凍ってしまうおそれがあります。“水”と“お湯”が一緒に出る混合水柱の場合は、お湯側にひねりお湯を4ミリ程度出し続けるのが効果的だそうです。