夫に言われた忘れられない言葉

この舞台を特別な思いで見つめる人がいました。河除さんの夫・悟さんです。
同じ職場で出会い、ことしで結婚23年目。河除さんには悟さんに言われた、忘れられない言葉があります。
河除静香さん
「ジロジロみられてつらいなら、俺が着ぐるみを着て、隣を歩く」
河除さんの夫 悟さん
「見た目いうか、外見自体はそんな気にはならなかった。こういう病気もあるんだって」
このエピソードも演目の中に描かれています。

河除さんの夫 悟さん
「自分自身の中の過去の記憶に改めて泣いたみたいな。(静香さんの)心の叫びではないですけど、聞いてほしいっていうのが伝わってきた」

そしてもう一人。河除さんの母・秋美さん。
河除さんが生まれたときのエピソードも描かれました。
河除さんの母 秋美さん
「(生まれた静香に)会ってみて目がすごいキラキラな目してたんですね。そうか私の子だな。間違いなく私の子だな。なんだ、こういうことかって。逆に静香にありがとうと伝えたいです」
河除静香さん
「お母さんのシーンとかあるじゃないですか。お母さんそんな気持ちだったんだみたいな。(気持ちを)ぐっと感じれるのが、言葉を受けてみたいなところがあって」