月15~16万円で家計やりくり…部屋にクーラーつけられず

弁護側からの被告人質問。

2か月に1度支給される母親の年金は10~11万円、女の月収は10万円前後。女は自分の給料を母親にすべて渡し、毎月小遣いをもらって生活していたといいます。

女は時折言葉を詰まらせながら、ゆっくりと質問に答えていきました。

弁護人:「(収入は)2人あわせて月15~16万円ということですか?」

女:「はい」

弁護人:「交流のある親戚はいましたか?」

女:「いなかったです」

弁護人:「友人は?」

女:「いませんでした」

弁護人:「母親の部屋にクーラーはありましたか?」

女:「クーラーはありませんでした」「購入するお金がなくて」

弁護人:「部屋のゴミ捨てや掃除はできていましたか?」

女:「できていなかったです」

弁護人:「虫や、においが発生していましたか?」

女:「発生していました」