独自アンケート…背景に政務活動費不正が…
しかし、アンケートは39ある校下支部の役員を集めた会議で出席者から猛反発を受けて中止に…。

富山市連は一転、田畑議員を公認候補に推すことを決めました。
山本さんは校下支部の中で唯一公認に反対し、蜷川支部で独自のアンケートを実施。田畑議員を支持するかどうか、支部の党員およそ100人の意見を集約し、富山市連に提出する予定です。

自民党富山市連蜷川支部 支部長 山本繁之さん「(田畑さんが衆議院議員になって)12年の動き。それから富山市議、県議の時代からの長岡支部の皆さんからすると、20年の積み重ねっていうものを今ここで反故にしていいのかっていう問いかけだったと思うんです。ですけど、それとこれ(政治とカネの問題)とは話が違うって1回切り分けてもらわないと。ごっちゃにして考えるのは間違いだっていうことを自分たちで認識しないとだめだと思うんです」

山本さんが「政治とカネ」に厳しく臨む背景には8年前に富山市議会で起きた政務活動費の不正使用がありました。
一連の問題では市議14人が相次いで辞職。中には、蜷川地区を地盤とする現職もいました。