一年で1万人減、ついに人口100万人割れ
富山県人口移動調査によれば、2024年7月1日現在の人口は99万7948人。1年前と比べおよそ1万人減りました。

去年からカウントダウン状態となっていた人口減少が2024年春、ついに100万人を割り、特に深刻とされたのが、“若い女性の流出”です。実際に、県外に出た女性に話を聞いてみました。

中村彩乃さん(27):私みたいにおしゃれを楽しみたいとか、おしゃれの場所に行きたいとか好奇心が強い女性は県外に出やすいのかなと思います。

富山はすごく好きな場所なので、人が出ていっちゃうと過疎化につながるのであんまりよくはないかなとは思います…。

中村彩乃さんは富山出身で、富山大学を卒業後、東京で就職しました。現在は都内で美容サロンの店長を務めています。富山県を出た理由について聞いてみると…。

中村彩乃さん:私は大学生まで地元(富山)にいたんですけど、就活をするタイミングになったら、美容だとかアパレルとか、そういった関連のお仕事に就きたかった思いになったんです。

やっぱり富山だと、そういった会社が数少なくて、色んな会社から自分の行きたいところを探すっていうことになる、と東京のほうがいいなと…。
