海が岩場に…びっくり 関西電力計画予定地は2mの隆起
一行が向かったのは石川県珠洲市の高屋地区。ここは関西電力が原発の建設を予定していた場所です。約2メートル隆起し、一面ごつごつとした岩場が露出。いたるところに、地震の爪痕が今も生々しく残されています。


北野進さん:「この辺りから下の所で阻止行動をやっていたんですが、当時はこの前のところは本当に海。1月末に来たら、これだけ岩場が広がっているということで、びっくりです」

近くの高屋漁港では、はしごをかけないと船に乗ることもできない程地面が隆起しました。

東芝で原子炉格納容器の設計に携わっていた元設計技術者の後藤政志さんは。
後藤政志さん:「大量の配管とダクト、いろんなものが通っていますから、それがズタズタになっちゃう、1本どこかがいくんじゃなくて、全部。とんでもないことが起こるんです」
記者:「もし仮にここに原発があったらどうなっていたと思いますか」
後藤政志さん:「想像を絶しますね、とんでもないことになったと思いますよ」
