■介護従事者でも難しい高齢者の適切な爪のケア
高齢者の爪のケアをしているドクターネイル爪革命の山田優希さん。この日は、富山市内の老人ホームで入所者の爪のケアを行いました。
ドクターネイル爪革命富山店 山田優希さん:「お水出しながら削ります。爪の状態が肥厚といって、ちょっと分厚くなっている状態でしたので、分厚くなっているところを削りました」
施設には24人の高齢者が入居していますが、職員が気がついた時には普通の爪切りでは切れない状態になっていることもあると言います。山田さんは、爪の適切なケアは介護従事者でも難しいと言います。
ドクターネイル爪革命富山店 山田優希さん:「どこまで切ったらいいか分からない、ましてや水虫の方ですとポロポロ爪が崩れてくるように取れてきたりするので、怖いなとおっしゃられる介護士さんや看護師さんがいらっしゃる」
介護職員でも簡単ではない適切な爪のケア。
一方で、形成外科・皮膚科が専門の山口健一医師は、健康な爪を維持することの大切さを強調します。
爪と皮膚の診療所 形成外科・皮膚科 山口健一医師:「健康で健やかな爪の厚さと形をちゃんと守っていくことによって力強く指を使うことができるようになります。力強く指を使うことによって、しっかり歩くことにもつながりますし、指先の感覚を大事にしていくことができます」