多くのお年寄りに見られる変形した足の爪。そこから認知症につながるかもしれません。どうすれば防げることができるのでしょうか?予防に必要なケアを取材しました。
変色し、分厚くなっている爪。これは老人ホームを利用している高齢者の爪です。
この高齢者は爪の痛みで転倒し、前歯を折ってしまったそうです。

一方、こちらは、元の形が分からないほど盛り上がった爪。盛り上がりすぎて、靴下も、靴も、履けなくなってしまいました。この高齢者はサンダルしかはけなくなり、自由に外出できなくなったそうです。

フットケアの専門店「ドクターネイル爪革命」が実施した調査によりますと、介護施設に働く人のうち9割がこうした高齢者の足の爪のトラブルを確認したことがあるということです。