7産業で増加、最多は「建設業」22件…

産業別では、10産業のうち、「農・林・漁・鉱業」と「小売業」、「金融・保険業」を除く7つの産業で前年同期を上回りました。最多は「建設業」の22件、次いで「サービス業」の19件、「御売業」の12件と続きます。時間外労働の上限規制が強化された「運輸業」は9件となっています。

負債総額では最多が「1億円以上5億円未満」の43件で、全体の53.0パーセントを占めています。次いで「5億円以上10億円未満」が13件です。

東京商工リサーチによりますと「税金滞納」倒産は、小・零細規模よりも中小企業レベルでの発生が中心で、税金滞納が負債額を押し上げる側面があるとしています。