富山市の南部、細入地域にあるキャンプ場「割山森林公園天湖森」が6月1日、リニューアルオープンします。注目はサウナ付きのグランピング施設…。29日は完成を祝って記念のセレモニーが行われました。

6月1日、リニューアルオープンするキャンプ場「割山森林公園天湖森」。1999年に大自然を満喫できる宿泊型の観光施設としてオープンして以来、県内外から多くの利用者が訪れています。

一方、オープンから25年が経ち、施設の老朽化が目立ち始めたことや、アウトドアのトレンドの変化から4年前に富山市がリニューアルを決定。

総工費およそ5億8000万円をかけ、去年6月から工事を進めてきました。

中川環アナウンサー:「新しくできた施設。その一つがこちらのグランピングエリアです」

グランピングとは、大自然の中、手ぶらでバーベキューや宿泊ができる優雅なキャンプスタイルのことで天湖森では元々テニスコートだった場所をグランピングエリアに改修したものです。

ドーム型のテントの中には、冷蔵庫や空調設備も完備されています。

中川アナ:「室内に入りますと、かなり開放感があります。この天井の高さ。ラグジュアリーな空間ですよね」

夜には満天の星空を眺めることができるかも…。

そして、テントの隣にはバレル型のサウナを設置。富山市産の木材を使って作られた地産地消のサウナ施設です。

中川アナ:「さらに、燃料のペレットも富山市産の間伐材を使用しています」

また、子ども向けの遊具として展望台に新設されたのが。長さ22メートルの「ジャンボすべり台」です。

中川アナウンサー:「いきます!おお!結構早いですよ!早い!童心に帰れます!たのしい!これは大人も遊べる遊具ですね」

その他にもソロキャンプが楽しめるエリアやオートキャンプ場も新設されました。富山市は、細入地域の温泉施設や道の駅と合わせて中山間地における観光の拠点になってほしいと話します。

富山市農地林務課奥田孝治課長:「家族連れの方が特にメーンで来ていただけるのかなと思っていますので、キャンプ場の施設としては、かなり最高の部類に、いろんな使い方ができると思いますので、何度も何度も来ていただきたいなと期待しています」

「天湖森」のリニューアルオープンは6月1日です。