住宅に弾丸発射も…「次わ確実に」
2018年7月頃、横堀被告は知人を通じてAさんに接触しましたが「Aさんに否がない」として報復をためらいます。10月末、Aさんが入院し音信不通になったことで、報復の対象は外国人男性に移っていったといいます。
横堀被告は、外国人男性のいる事務所となっている住宅の場所や逃走経路を何度も調べ、梶川被告に報告していました。その時、交わされた2人のショートメッセージのやり取り(原文ママ)です。
2018年11月3日
横堀被告:「明日明るいときに確認してくるのと、仕事道具とりにいきます」
梶川被告「俺は民宿、明日昼から連絡くれ」
2018年11月11日
横堀被告:「問題なさそうです、帰り道も、だいたいわかりました、あとわ、必要な道具だんどりしれば、今月末着こう予定で」
梶川被告:「了解」
2018年11月20日
横堀被告:「すみません、いまおわりまして、明日もういちど、みてきたいと、おもいます」
梶川被告:「了解」
2018年11月21日
横堀被告:「いま、現場確認しました。問題は、ないとえもいます、やはり原付が、ベストぽいですね」
梶川被告:「了解、明日でも電話して」
横堀被告:「わかりました、おやすみなさい」(翌22日)
そして、2018年11月25日夜。横堀被告は、知人の運転する黒いハイエースに乗って、富山市犬島にある住宅街に向かいます。途中で知人から車を借りて、横堀被告は1人で現場に行き、外国人男性の事務所と思われる住宅に向けて、拳銃を発砲します。
銃弾1発が住宅の外壁にあたりましたが、窓ガラスは割れませんでした。その後、横堀被告は知人と合流。「家を撃ってきた」「大事な先輩がなめられ、脅さんなんかった」と話したといいます。
翌日、銃撃に関する報道がなかったことから、横堀被告は相手が銃撃したのに気づいていないと思ったといいます。そして梶川被告にこのようなメッセージを送信しました。
梶川被告:「昨日わ、しつれいしました、次わ確実に」