「見通しつかない」が一番不安

説明会から一夜明けきょう吉久地区を取材すると…。

小泉敏一さん:「(2か月前と)何も変わってないですね。これも自分でしたんですよ。車入れないんで」

小泉さんが住む家は液状化で汚水を流す配水管が損傷。仮の配水管を設置しましたが、先月中旬までトイレを利用できませんでした。

この地区では多くの住宅の配水管が外れたままとなっているということです。

小泉敏一さん:「アスファルトを盛ってせめて道路を平らにするとか。そもそも何で3年かかるのかっていうのも不思議ですし」

そして、吉久地区の住民が一番心配しているのは、側溝などに集まった雨水を川へと流す「雨水管」の損傷です。

串岡弘昭さん:「これがね。こうなって雪をすかすにはとっても便利なわけです。ここ雪入れるこれだけ深いから。こういう風になって水が流れている」「この下に下水道管があるわけです。それがこううねってるわけです。うねってるから詰まっちゃうわけですよ」

液状化で雨水管が浮き上がり、側溝から水が集まらなくなってしまったのです。復旧まで3年もかかるとその間、大雨が降ると住宅が浸水してしまうという危機感が高まっているのです。

串岡弘昭さん:「(2か月経っても)全く変わってない。何もしてないんですよ。何一つ手をつけられてないんですよ。見通しを誰もが知ってないわけですよ」「見通しがつかないっていうのが一番困りますよね。行政は来るし市議会議員もよく来るけど何も具体的なものは…。見通しが立たないっていう不安ですね」

あの日から2か月。被災地ではいまだ当たり前の日常生活を取り戻せない人たちがいます。なぜ、こんなに復旧が進まないのか。住民たちの不満は日に日に高まっています。