能登半島地震の発生から間もなく2か月の2月27日、液状化の被害を受けた富山県高岡市伏木地区住民に対し、高岡市は復旧まで3年はかかるとの見通しを示しました。住民からはより踏み込んだ対策を求める声があがりました。

高岡市職員:「今後どういったような対策をすればいいか検討していきたいと考えております」

27日夜、高岡市伏木地区で行われた説明会には住民約180人が出席しました。

市側は、インフラ復旧のスケジュールを示し、下水道の復旧に2年、その後は道路工事に1年、合わせて3年かかる見通しであると説明しました。

地震による被害が富山県内でも大きかった高岡市伏木地区。住宅被害は3095件に上り、全壊はないものの9割が一部損壊となっています。

また、伏木地区では液状化により地盤沈下で家が傾き自家用車が出せないなど、“一部損壊” とはいえ、日々の暮らしに困難を生じるケースもあります。










