シリーズ「今年にかける2024」。3回目は、8月に開幕するパリパラリンピックの車いすラグビーで活躍が期待される、福島県三春町出身の橋本勝也選手です。日本代表期待の選手にまで上り詰めた橋本選手の原点、そして金メダルへの思いを聞きました。

体育館中に響き渡る衝撃音。激しくぶつかり、ボールを奪い合います。これが、車いす同士のぶつかり合いが唯一許されたパラリンピック競技「車いすラグビー」です。

去年12月、福島県西郷村で行われたこの試合で、ひと際輝く選手がいました。三春町出身の橋本勝也選手、21歳。橋本選手は高校1年生で日本代表に初めて選出されると、以降も「若手のエース」として代表で活躍してきました。