わずか2年で日本代表に
小学校時代に3年間、橋本選手を担任した山崎恵子さんです。当時から車いすに乗っていた橋本選手は印象に残る子だったと話します。

山崎恵子さん「目がキラキラしていて、何でも一生懸命取り組む子でした。工夫して色々な事に挑戦できるようにというのを大事にしてきた」
橋本選手「体育の授業の時に見学してようかなとしていたところで、山崎先生から『車いすから降りてできることはやろうよ』と。本当にその一言がすごく自分にとっては今に生きているのかなと思う」

山崎さんのおかげで、小学校の体育の授業はほとんど参加したという橋本選手。その後、中学生の時に車いすラグビーと出会い、始めてからわずか2年で日本代表に選ばれるまでになりました。
山崎さん「子どもの時から持っていた負けん気とか気迫が見られて、成長したなという部分と、すごいなと感心する部分が(あった)。パリでもたくさんの人に感動とか勇気を与えられるようなプレーをしてほしいなと思う」
橋本選手「山崎先生をはじめ皆さんに期待して頂いていることには、結果として返していかないといけない。より一層自分の身が引き締まる思い」