8日は成人の日です。おととしの4月に民法の改正で成人年齢は18歳に引き下げられましたが、福島県内ではほとんどの市町村で二十歳を迎える人を成人式の対象としています。
そのため今は「成人式」という名称を変更する自治体も出てきています。

いわき市や塙町などは変わらず「成人式」という名称を使っていますが、福島市や郡山市などでは「二十歳の集い」。南相馬市や猪苗代町などは「二十歳を祝う会」と名称を成人式から変えています。

そして今年の各市町村の成人式の対象者は県教育委員会によりますと、1万8210人。過去最低だった去年よりは100人ほど増えましたが、少子化の影響もあり2000年の初頭からはおよそ1万人ほど減少しています。
こうした中、この3連休県内各地では二十歳を祝う催しが開かれました。参加者たちに「二十歳の誓い」を聞いてきました。
福島市・佐竹大さん「私たちもこの20歳という節目を迎え大人への第一歩を踏み出し人のために手助けできる大人になりたい」
7日、福島市で行われた「二十歳の集い」。
約2600人の対象者のうち1976人が出席し、二十歳への思いを新たにしていました。
井上和樹アナウンサー「おととしから新成人とは呼ばれなくなりましたが、20歳というのはやはり大きな区切りです。参加者たちはどんな思いを抱いているのでしょうか?」
参加者(2人が会ったのは久しぶりですか?)「もう中学校ぶりで今びっくり」
参加者「優しい思いやりのある大人になりたい」
参加者「コロナもあったので、人のそばでしっかり支えて頼りにされる助産師になりたいと思って、いま勉強をしている」
こちらは小学校時代野球部でバッテリーを組んでいたという2人。
参加者「大人になったという自覚が芽生えてきて、とても清々しい気持ち」
参加者「選手というよりは指導者を目指しているので高校野球の指導者とかそういうところを目指したい」
参加者「大学では診療放射線技師になろうとしてるので、患者さんに寄り添って不安を取れるような放射線技師になりたい」
参加者「自分が産まれたときから祖母がずっと施設に通っていた。施設にいる人はどうしても笑顔が少なかったりするので、自分で介助とか色々接して笑顔にしていきたいので介護をやりたい」










