水津邦治アナウンサー「爽やかな秋晴れのもと、緑の芝生が生えています。デフリンピックの開幕まで1か月あまりとなって、選手たちの受け入れの準備も進んでいます」

開幕が来月に迫った、聴覚に障害がある人たちの世界規模のスポーツの祭典「東京デフリンピック」。サッカー競技の「デフサッカー」は、Jヴィレッジが会場です。手話やアイコンタクトでコミュニケーションを取りながらプレーします。

講師「手の甲を相手に見せてください。グッドモーニング」

大会が近づく中、選手を受け入れるJヴィレッジでは2日、スタッフが手話を学びました。講習会には、およそ10人のスタッフが参加。国際交流の場で用いられる「国際手話」を中心に、コミュニケーションの方法を学びました。

Jヴィレッジでは今年の夏から、スタッフが朝礼の時に毎週1つずつ、手話を覚えてきました。

受講したスタッフ「国際手話について、自分でも勉強をしていきたいなと思った。その中でも自分は“Good”がとてもお気に入りです」

受講したスタッフ「覚えていた手話が増えていたので、ちゃんと学べているなと実感しました。お客様が気持ちよく、Jヴィレッジで過ごせて大会もみなさんが頑張れるような会場づくりをスタッフがまずしていけたらいいなと思っています」

講師・吉田愛さん「福島の状況を見て、皆さんに知っていただき発信することができるのもうれしく思う。そのためにも、皆さんに国際手話・日本手話どちらも学んでいただけたらと思う」

Jヴィレッジが会場となるデフサッカー日本代表の初戦は、男子が11月14日、女子11月15日です。