全国高校ラグビー福島県大会は、8日に決勝が行われ、聖光学院が松韻福島を破り、初の連覇を果たしました。互いの持ち味がぶつかり合った好ゲームを振り返ります。

連覇か、雪辱か。去年と同じ顔合わせとなった決勝戦は、互いのプライドがぶつかり合う試合となりました。

先手をとったのは聖光学院でした。「相手を圧倒したい」という言葉通り、開始早々からゴール前に迫り、最後はウイングの長谷川。

実況・杉浦あつし「パスが通っています!トライ!早くも聖光学院が先制をしました!」

準決勝に続く長谷川の2試合連続トライで、聖光学院が先制します。

一方の松韻福島は、近場で相手の縦をつく攻撃と伝統のドライビングモールで、聖光学院に圧力をかけ続けます。そして…。

実況・杉浦「ナイスチャージ!松韻チャンスですが…」

松韻福島・山本の体を張ったキックチャージ。チャンスでしたが、トライとはなりませんでした。

対する聖光学院も前半終了間際、決定的な場面を作りましたが、このパスがスローフォワードの判定。前半を5-0で折り返します。