文部科学省は13日、東京地方裁判所に対し、旧統一教会の解散命令請求を提出したと発表しました。福島県内には6か所の施設があるとみられていますが、被害者への救済など今後が注目されるなか、県内の施設を取材しました。
盛山正仁文部科学大臣「本日、担当職員が東京地方裁判所に解散命令の請求の手続きを行い、先ほど当該裁判所において受理された」
旧統一教会の問題をめぐって文部科学省はこれまで7回にわたる「質問権」の行使や、170人を越える元信者らへのヒアリングなどを通じて調査を進めてきました。その結果、解散命令の要件である「法令に違反して著しく公共の福祉を害したと明らかに認められた行為」などがあったと判断し、文部科学省は13日、教団に対する解散命令を東京地方裁判所に請求したと発表しました。
植野天斗記者「福島市内にある教会です。きょうは礼拝日ではないのですが、人が建物を出入りするのが時おり確認できました」

教団のホームページによりますと、県内には福島市や郡山市などの6か所に教会があります。解散命令請求が出されたことについて、福島市の教会に取材すると・・・。
記者「解散命令請求が出されましたが、県の支部として・・・」
担当者「本部に問い合わせてもらうのが一番、こちらから答えることはない」
一方、教団本部は東京地裁に対して、請求を不服とする意見陳述書を提出しています。










